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【WAF2024部門最優秀受賞】手塚建築研究所プレスリリース

2024/12/18

【World Architecture Festival  Small Project of the Year受賞 

手塚建築研究所が設計・監理をしたオーベルジュ「風姿」

World Architecture Festival The 2024 Small Project of the Year を受賞

手塚建築研究所(本社:東京都世田谷区、代表:手塚貴晴+手塚由比)が設計・監理をしたオーベルジュ「風姿」が、The 2024 Small Project of the Year Winner in World Architecture Festival (WAF)を受賞しました。

■ World Architecture Festival (WAF) について

The World Architecture Festivalは、建築家やデザイナーにとって最も注目される世界的な賞の一つです。過去、ビャルケ・インゲルスやWOHAを輩出しています。今年は数千件を超えるプロジェクトの中から選定され、ファイナリストはシンガポールのマリーナベイ・サンズでプレゼンテーションを行い、今回、「風姿」がThe 2024 Small Project of the Year Winnerとして、最優秀に選ばれました。

■ 「風姿」受賞 について

「Small Project of the Year」賞は、ジョニー・チウ氏(台湾JC.Architecture & Design創業者)、ミハエル・ヒーナン氏(オーストラリアAJCディレクター)、ヘザー・ダベルダム氏(カナダDubbeldam Architecture + Design創業者)によって審査されました。審査員からは、「このプロジェクトは、実験的な挑戦と様式的な形態とのバランスを巧みに表現した。」と評価されました。「なぜこの建築の内部はとても暗いのか?」などの質疑もあり、手塚貴晴は「光に対する日本の伝統的な考え方として、『陰翳礼讃』を彷彿とさせるような、間接的な光と影の体験を美しいとする考えがある。木漏れ日という日本語があるが、これは木々の葉の間から差し込む陽の光のことで、それによって人々は心が癒される。本プロジェクトは、この場所の光、風、風景、そして魂を繊細に表現するために様々な工夫を凝らして設計した。」と説明しました。

■風姿 概要

現代日本の風土と文化に応えるべく、形式を超えた現代の和を目指しました。28メートルの長い軒先には柱が一つもなく、視界を邪魔するものがありません。軒先の高さは床面から1.5m。人の目線の高さで秋川渓谷を屏風絵として切り取ります。「暁」「宵」と名付けた二枚の襖絵は、渓谷に立ち込める夜明け前と日没後の一瞬の光を現わしています。中心の空間はあえて外部としました。深い軒下は自然との対話を促します。雪を愛で、夏の谷風を聴く。新緑を愉しみ、紅葉を嗜む。この場では雨や雪も風情となります。

風姿の他画像、スケッチなどはこちら(http://www.tezuka-arch.com/fushi/)から確認できます。

■手塚建築研究所 概要

OECD(経済開発協力機構)とUNESCOにより世界で最も優れた学校に選ばれた「ふじようちえん」や、「渋谷東急プラザ本店フクラス」などの大型建築物、「新島の森」「ジャズクラブthe moment」などの特殊音響、小児がんセンターなどの病院建築なども手掛ける。その他の代表作に「屋根の家」「あさひ幼稚園」「空の森クリニック」「むく保育園」など。世界環境建築賞 Global Award for Sustainable Architecture、World Architecture Festival受賞。国内では日本建築学会賞、日本建築家協会賞、グッドデザイン金賞、こども環境学会賞など受賞。

■報道関係者様、取材ご希望者様お問い合わせ先

手塚建築研究所PR、株式会社黒茶屋(風姿運営元)PR
ウツミ
Email  utsumi.k@mokuren.consulting

■ご依頼やご相談など手塚建築研究所へのお問い合わせ先

手塚建築研究所 
TEL       03-3703-7056
Email     tez@sepia.ocn.ne.jp

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