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Happy birthday to me. 62

2026/2/25

多くの方々からメッセージを頂きました。ありがとうございます。沢山のメッセージをメッセンジャーやSMSで頂いているのですが、お答えする数を超えていてお返事が間に合いません。お許しください。その為遅ればせながら、緊急でお礼の文章を書くことと相成りました。
62才となりました。還暦の祝いで手塚研究室のOBが若人を240名を集めてくれてから2年。あまりにも還暦の会が大掛かりだったので、60で人生が完結したようで妙な気分です。しかし何かが最近変わりました。妙に皆さんが大切に扱ってくれる。家族は相変わらずですが、大学でも仕事でも同じです。これは日本ばかりでなく海の向こうでも同じです。信長が人生50年と舞ったか舞わなかったのかはわかりませんが、かつての人生は短かった。「サザエさん」に登場する磯野波平さんは54才だそうです。彼は座敷の奥の座卓を前にして、磯野フネさんが入れてくれた茶をすすっている。当時の定年は55才であるから、もう老境に差し掛かっていることになります。私は62才。波平さんより8年も年寄りということになる。冗談ではありません。今時62歳でジジイになるわけにはいかないのです。
ここ最近で起きた大きな出来事は二つあります。第一は文章を出版するようになったということ。第二はアメリカ建築家協会の名誉フェローにして頂いた事です。
ここ数ヶ月で3冊出します。一つ目は昨年末に一冊出しました。「いのちの建築」という文章びっちりの本です。写真は最小限に抑えました。私は難解な文章が嫌いなので、誰もが読める文章となっています。一般の人でも読めます。エッセイです。過去に好評を博した文章もリサイクルして入れさせて頂きました。とても面白可笑しいと思うのですが、イマイチ売れていないようなので、Amazonでご注文いただければ幸いです。あ、その時はコメントも入れてください。ただし⭐️1つはやめてください。できれば⭐️5つでお願いします。三月半ばにあと二冊でます。今までシリーズ化してきたTOTO出版による建築カタログの完結版「手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ0(ゼロ)」と、グラフィック社が出してくださる「建築のすすめ」です。この2冊は昨年末に出した「いのちの建築」とは違い、それなりの写真や図版が入っています。しかしいずれもそれなりの量の文章を書き下ろしました。「カタログ0」の方は作品集の総決算。「建築のすすめ」についてはドローイングを中心にまとめましたが、これから建築を学ぶ、あるいは学んでいる学生に対するメッセージとなっています。いずれもそれなりに面白くまとめたつもりです。これも買っていただければ幸いです。あ。これからお会いする偉い方々には可能な限り手渡しします。
私は一月2万字ぐらいの勢いで文章を書きます。よって年間20万字前後の雑文が溜まります。いつどこでそんなに文章を書くのだとよく言われますが、これは私の趣味です。犬が散歩しないと病気になるようなもので、文章をしばらく書かないと、私の頭はバカになってしまいます。元々バカなのかもしれませんが。毎日1000字ぐらい。中学校で作文表彰されていい気になってからの習性です。ここに来て文章を出版するようになったのはエライと思います。自分を褒めてます。きっかけは2年前。60になった時。真壁先生の「君は本を出した方が良いよ。」との一言でした。そのあと真壁先生は続けました。「いやー。建築家で文章書ける人は少なくてねー。」とおだてます。サルもおだてりゃ気に登る。しまいには「隈研吾くんの「負ける建築」ってのも書いてもらった。」「あれ上手く行ったね。」なるほど。「それは凄い」ということで、おだてられて書くことにしました。隈研吾さんのビジネスはそれで上手く行ったかのような説明だったような気がしますが、その点はどうかな。しかし期待半分で頑張って書きました。真壁先生はともかく、本を書く年齢に達したということは事実です。振り向く時が来たという事です。今までは振り向く余裕がなく、ひたすら熊笹を分け入るような登攀でしたが、ふと森林限界を超え、一瞬パッと景色が見えています。
第二にアメリカ建築界協会の名誉フェローという事件が起きました。事件というのは晴天の霹靂だからです。ここでは名前をあげるのも失礼にあたるような方々が歴史上で指名されています。あ、若手であれば石上純也さんが昨年指名されているようですが、氏はいつも例外なので計算外とします。他は凄い方々で恐縮しております。これは6月にガウンを着せられて授与式なるものがあるそうです。採寸もしました。この推薦理由を見てみると、業績の積み重ねのようです。なるほど、そういう歳になったのかと思います。「ちなみに何で一緒に仕事している手塚由比も貰えないのか?」と聞こうとしたら、「ややこしくなるので、今は黙ってもらっておきなさい。」と師匠の一人に言われました。考えてみれば手塚由比は57歳。まだ老境の60を越えていない。「まだ若い。」おっと。。ジジ臭くなりました。
しかしこれからが勝負です。建築家は体力勝負。相変わらず筋トレ頑張っています。短くても良いので毎週3回はジムに通い、150キロのレッグプレスを100回。60キロのレッグカールとレッグエクステンションを50回。等々。それから負荷を最大の25に設定したエアロバイクを20分。これをこなすと45分かかります。普段は等々力の24時間ジム「エニタイム」に通っています。最近は海外出張が多いので、毎回等々力のジムは使えません。本日はドバイです。よってドバイのThe Nedというホテルの4階にジムを見つけました。

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