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玉ねぎのスープ 若者達へ

2019/12/25

今日は玉ねぎのスープ。なんの変哲もないスープをなぜ載せるかというと、若者達に読んでもらいたいから。

近年体調を崩す若者達が多い。その殆どの原因が食べ物。さらにその問題を深刻化させているのが、恐ろしい量の薬を処方する心療内科の存在。もちろん正しい心療内科の先生としては心外な話だと思うが問題のある医院が存在するのも事実。若者が授業に出てこなくなったなと思い呼び出すと、たった二週間の間に顔つきが変わっている。明かにジャンキーである。自分の名前もノロノロとしか言えない。聞いてみると心療内科に通っているという。体調が悪いので内科に行ったらこれはストレスが問題だと言われて薬を処方されたという。見せてみなさいというと、一食ごとに10錠以上さかずき一杯ほどの薬をもらっている。二週間ほどで気がついて私が対処した学生はまだ良いが、薬を何ヶ月も盛られた学生は大変である。薬を飲まされた期間の2倍以上の期間がリハビリにかかる。どの医院とはこの場では言えないがそういう場所が明かに存在している。薬をもられた学生は廃人同様になる。会話も困難になり肌もボロボロになって行く。大学にも戻れず友人との連絡もとれなくなる。薬を飲まないと怖くて外にも出れないという。ドンドン際限なく薬が増えてゆく。ある学生は食パンでも入るぐらいの大きなレジ袋一杯の薬をもらっていた。これは犯罪なのではないか。

私はそういう学生にはまず薬をやめて食生活を直しなさいという。そういう学生のほとんどが毎日朝ごはんを食べず昼夜とコンビニの弁当を食べている。そういう学生に食生活と運動を処方すると今のところ例外無く健康体に戻る。今まで大学で幾人ものそういう若者の相手をしてきた。医者からは戻ってきなさい、薬を処方してあげるからと言われるという。医者はプロかもしれない。しかしたった二週間前に元気ハツラツとして通学してきた学生が、酩酊状態になるのは明かにおかしい。素人だっておかしいのはわかりますよ。

そういう状態になった学生は授業にもゼミにも参加できなくなるので、研究室や駅前の喫茶店で会うことから始める。長い時間がかかるリハビリである。そのせいで落第を続け8年かかって卒業したりもする。かつてそういう落とし穴にハマったところを復帰させた学生達は、今ちゃんと社会で活躍している。24年も教授生活をしていると、色んな人生が見える。

写真は玉ねぎのスープである。学生は圧力釜を買うと良い。私は通販の回し者ではないが、忙しい人間にとっては実に便利である。適当に野菜を切って少々の水を入れて5分火にかけるだけで美味しい料理が出来上がる。玉ねぎをザクザクと四つ切りにして5分火にかけ圧力が下がるのを待つ。それに少々のバターと塩を加えてフードプロセッサーにかける。それだけ。インスタントラーメンより簡単。これは私の処方箋の一つ。これ以外にいくつか魔法のスープを知っているので若者は実践してください。これからもちょくちょく載せて行きます。ちょっと体調が悪いと思ったらまず食生活を疑う。やってごらん。

https://www.facebook.com/takaharu.tezuka.7/posts/2701575750069796
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